苔香居での取り組みがこの度、【京都西山の庄屋建築魅力発信事業】として、
文化庁の令和6年度文化財多言語解説整備事業に採択されました。
山口家、J-heritage、クリーク・アンド・リバー社、合同会社achicochiで協力体制を作り、ピーター・マクミラン氏の監修のもと以下のような環境整備を行います。
QRコードによる多言語案内看板
住宅敷地内にQRコードを設置した多言語案内看板を取り付ける。英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、フランス語の各国語のWEBサイトへアクセスできるようにします。
多言語解説映像
文化財としての価値、歴史、そこに関わった人々について、訪日外国人にもわかりやすく動画で解説。じっくり見てもらいたいポイントやこの場所にまつわるストーリーまで、より深く文化財の意義を感じとってもらえる映像を制作します。こちらも4カ国語で展開。
VR(Matterport)
Matterport(マーターポート)とは、空間を特殊な360度カメラを用いて撮影を行い、その場にいるようなリアルで正確な臨場感を体験できるリアリティキャプチャーシステム。
施設内をデジタルツアーとして巡ってもらい、そのコンテンツ内には、上記の多言語解説映像も埋め込み、それぞれの場所で多言語による解説で理解度を促進していきます。
WEBサイト
解説の文言、映像、VRコンテンツを紹介するWEBページを制作。4カ国語で、QRコードなどからアクセスできるようにします。また、アンケートもこのWEB上で行います。
他、サイネージ・タブレットやVRゴーグルも検討中。
NPO法人J-heritage:https://www.j-heritage.org/
クリーク・アンド・リバー社:https://www.cri.co.jp/
ピーター・マクミラン:https://www.peter-a-macmillan.com/profile
合同会社achicochi:https://achicochi.net/